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リノベーションと新築戸建て住宅どっちが良い?費用や性能などを比較

家づくりの知識2025.02.11

リノベーションと新築戸建て住宅どっちが良い?費用や性能などを比較

家を建てるにあたって、リノベーションと新築戸建てのどちらが良いのか悩む人も多いのではないでしょうか。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、一概にどちらが優れているとは断言できません。

そのため、両者の特徴を理解したうえでご自身に適している方を考える必要があります。

 

この記事では、リノベーションと新築戸建て住宅について7つの観点から比較しました。

おすすめできる人の特徴もまとめましたので、理想の家づくりを実現する参考にしてください。

 


 

 

リノベーションと新築戸建て住宅を比較

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リノベーションと新築戸建て住宅を、以下7つの項目で比較しました。

 

  1. 物件の費用相場
  2. 設備の性能
  3. ローン
  4. 固定資産税
  5. 諸費用
  6. 立地や周辺環境
  7. 工期

 

それぞれ解説するので、どちらがご自身に適しているかを検討する際の参考にしてください。

 

 

比較①:物件の費用相場

 

住宅金融支援機構の「2023年度フラット35利用者調査」をもとに、新築戸建て住宅と中古戸建て住宅の全国平均価格を以下にまとめました。

 

住宅タイプ

新築注文住宅(建築費+土地代)

新築建売住宅

中古戸建住宅

全国平均価格

4,903.4万円

3603.2万円

2,535.6万円

 

調査結果からもわかるよう、新築住宅と中古戸建住宅では1,000万円ほどの差が生じます。

中古戸建住宅を購入する方が、住宅費用を安く抑えられることがわかります。

 

引用元:独立行政法人住宅金融支援機構|2023年度フラット35利用者調査

 

 

比較②:設備の性能

 

中古戸建住宅に比べて、新築戸建て住宅の方が設備の性能は優れています。

新築戸建て住宅は、最新の技術を使用していたり地震に対する耐性が高く設計されていたりするためです。

また、断熱性能も現行の基準に適合しているため、1年中快適に過ごせます。

 

対して、中古住宅の場合は設備が古く、使い勝手の悪さを感じる可能性があります。

建築年数によっては、耐震性の不安が生じる点にも注意が必要です。

 

特に1981年以前に建てられた住宅は耐震基準が低く、安全に暮らすためには耐震補強が求められるケースも多いです。

物件の価格だけでなく、設備の性能も考慮のうえ住宅は検討する必要があります。

 

 

比較③:ローン

 

ローンには、住宅ローンとリフォームローンの2種類があります。

住宅ローンは新築と中古戸建てを購入してリノベーションする場合いずれも使用可能で、比較的低金利な点が特徴です。

 

一方、リノベーションではリフォームローンが利用できます。

改装費用をカバーすることを目的としたローンのため、必ずしも高額な担保を必要とせず審査も柔軟に実施される場合が多いです。

 

しかし、リフォームローンは住宅ローンと異なり、以下3つのデメリットが生じます。

 

  1. 金利がやや高め
  2. 借入限度額が低め
  3. 返済期間が短め

 

特徴を理解し、ご自身の状況に合わせて適切なローンを選びましょう。

 

 

比較④:固定資産税

 

固定資産税とは、家や土地などの固定資産にかかる税金のことです。

家と土地の場合、それぞれの評価額に対して1.4%が税額として適用されます。

 

新築は評価額が高くなる傾向にあるため、固定資産税も高くなりがちです。

一方、中古では築年数によって建物の評価額が下がることから、固定資産税は減少します。

 

特に法定耐用年数を超えている場合、建物の評価額は著しく低下する傾向です。

たとえば木造の場合、築20年を超えるとリノベーションを実施して評価額を高めても、新築住宅の固定資産税を超えるケースは少ないでしょう。

 

引用元:

総務省|固定資産税

国税庁|主な減価償却資産の耐用年数表

 

 

比較⑤:諸費用

 

住宅を購入する際、発生する主な諸費用は、以下の表の通りです。

 

新築戸建て

中古戸建て

・印紙税
・不動産取得税
・登録免許税
・仲介手数料
・司法書士への報酬
・物件調査手数料
・地盤改良費
・登記費用
・火災保険料

・設計費用
・工事費用
・解体費用
・耐震補強費用
・設備費用
・建材費用
・登記費用
・火災保険料

 

物件や土地の購入費だけでなく、諸費用も考慮に入れて資金計画を立てる必要があります。

 

 

比較⑥:立地や周辺環境

 

中古戸建ては新築戸建てに比べて、物件に比べて立地の選択肢が広がります。

エリアの候補が広がるため、立地や周辺環境の条件にあった物件を見つけやすい点がメリットです。

 

新築住宅で条件のよい場所を探す場合、価格が高くなって予算がオーバーしてしまうケースもあります。

ご自身が理想とする住環境でマイホームを建てたい場合は、中古戸建てから探してみるとよいでしょう。

 

 

比較⑦:工期

 

フルリノベーションをする場合、新築戸建てを建てるときと工期がほぼ同じです。

なお、工期は以下の要因によって変動します。

 

  • 建物の大きさ
  • リノベーションの内容
  • 地盤改良や外構工事、建物の補強作業の有無

 

たとえば、木造2階建ての新築であれば工期はおよそ3~4か月、鉄筋コンクリート造の場合は5~6か月かかることが一般的です。

対して、中古戸建てをフルリノベーションする場合、工期は同様に3~5か月程度となります。

フルリノベーションは大掛かりな工事を行う点についても、あわせて覚えておきましょう。

 

 

リノベーションと新築戸建て住宅どっちがおすすめか

ここでは、リノベーションと新築戸建て住宅がおすすめの人の特徴を解説します。

どちらがご自身に適しているか知りたい方は、チェックしていきましょう。

 

 

リノベーションがおすすめの人

 

リノベーションがおすすめの人の特徴は、以下の通りです。

 

  • 予算内で理想の住まいを求める方
  • 立地の良いエリアに住みたい方

 

リノベーションは、予算を抑えて住まいを手に入れたい方に最適です。

比較的低価格で家を購入できる点は、家に滞在する時間が少ない方や転勤が多い方にとって利点となります。

 

また、中古物件をリノベーションする場合、物件選びの選択肢が豊富です。

そのため、ご自身が理想とする立地のよいエリアを見つけられるでしょう。

 

予算を超えることなくリノベーションしたい方におすすめなのが、アットホームラボの定額制リノベーションです。

定額制リノベーションの詳細について知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。

 

【関連記事】定額制リノベーションとは?メリット・デメリットや自由設計型との違いも

 

 

新築戸建て住宅がおすすめの人

 

新築戸建て住宅がおすすめの人の特徴は、以下の通りです。

 

  • 住まいにとことんこだわりたい方
  • 住宅の安全性や充実した保証を重視する方
  • 資産価値の長期間維持したい方

 

新築戸建て住宅は、自分の好みやライフスタイルに合わせて間取りやデザインを自由に決定できます。

建物や設備に対する保証が充実している場合が多く、問題が生じた際、迅速に対応できる点も新築戸建てを購入するメリットです。

 

新築戸建て住宅では、長期にわたって家の価値を維持することも可能です。

将来的にお子さまへの財産として家を残したいと考えている方は、新築戸建て住宅がより良いでしょう。

 

 

素材にこだわった新築戸建て住宅の施工事例

>>この施工事例の写真を見てみる

 

こちらの住宅は、アメリカ西海岸のサーファーズハウスらしさが出るようにデザインや素材にこだわった点が特徴です。

リビングはデッキに直結しており、自然光がたっぷりと注ぐ設計になっています。

内装には古材やアイアン、タイルを組み合わせ、ヴィンテージ感漂うデザインも魅力的です。

 

また、暖かみのある雰囲気を演出するために家全体を自然素材で仕上げているのは、アットホームラボのこだわりポイントです。

 

アットホームラボのほかの施工事例は、WORKSよりご確認いただけます。

実際に住宅を見たい方向けにモデルハウスの来場予約を受け付けているので、気軽にお問い合わせください。

 

なお、自然素材の魅力について知りたい方は以下の記事もチェックしましょう。

 

【関連記事】自然素材の種類とは?自然素材の家の魅力や自然素材を使う際の注意点も解説

 

 

まとめ:リノベーションと新築戸建て住宅の違いを理解したうえで最適な家づくりを

新築戸建ては最新の設備と技術を用いるため、耐震性や断熱性に優れている点が魅力です。

一方、中古戸建てのリノベーションは立地が良いエリアの物件を比較的低コストで取得できる利点があります。

 

どちらがご自身に合っているかはライフスタイルやニーズ、予算によって異なります。

それぞれの特徴を理解して、自分にとって最適な家づくりの方法を選びましょう。

 

アットホームラボでは、家づくりに関する無料相談会を実施しています。

新築戸建てとリノベーションのどちらが良いかお悩みの方は、ぜひご相談ください。

 

【関連記事】注文住宅で住宅ローンを組む完全ガイド:流れと注意点を解説

【関連記事】住宅のアフターメンテナンス完全ガイド:快適な暮らしを維持する方法

【関連記事】高性能住宅とは?メリットやデメリット、補助金についてわかりやすく解説

 

アットホームラボが手掛けた施工事例は、WORKSからご確認いただけます。

この記事の監修

アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士


2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。

 

新築だけでなくリフォームも承っておりますので、気になる方は是非無料相談会にご参加ください!
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